先日、当施設に入所されている利用者様への
傾聴ボランティアさんが来所されました。
「高齢者・認知症の人と家族の生きがい支援研究会」の皆様。
利用者様の戦争体験や、その当時の事細かな聞き取り等を
行ってくださいました。
このブログ筆者もやっぱり戦争を知りません。
教科書や資料集などで見たり読んだりした知識がせいぜいです。
でも今回は当時の実体験を生の声でお聞かせ頂き、
感動と悲しみ、計り知れない御苦労の数々を知る
本当に良い機会を頂いたように思います。
同席された女性の利用者様も
「この頃は本当に大変だったのよ。」
としきりに申されていました。
でもこの傾聴ボランティアさんとの時間を終えて、
「僕はこの話を聞いて欲しかったんだよ。来てもらえて良かった!」
と非常に喜んでおられました。
報道や資料などで窺い知れない戦争の様子を
これからも元気に過ごして、そして
語って頂けたらと思い止みません。
間もなく終戦の日を迎えます。
当施設にも、戦争当時に生きた人がたくさん
いらっしゃいます。
皆さんの当時の苦労を伺い、
少しでも後世に語り継げることが
出来たらと思いました。